今回はコンテンツ販売の自動化の方法についてです。
ネットビジネスをやるならば、やはり仕組み化して自動化して安定的に売上を上げたいと。
今は労働集約型のネットビジネスをしてる人が多いので「仕組み化や自動化は難しい」と考える人も増えましたが、元々ネットビジネスというのは仕組み化自動化が当たり前でした。
「自動化」というのは何か小難しいテクニックを使ってするもんじゃないし、何か特殊なノウハウがあるわけでもありません。
ネットビジネスを素直に実践すれば、自然に勝手に積み上がっていって仕組み化されていくものなのです。
今回はそんなようなお話です。
コンテンツ販売自動化の仕組みの大前提

まず、コンテンツ販売の自動化を理解するためにも、コンテンツ販売とコンサル販売の違いから説明していきたいと思うんですけども、コンテンツ販売で100万稼ぐ場合は、コンサルで100万稼ぐ場合を比べた時に、金額は同じでも意味というか「実態」が全く違います。
ここがまず是非おさえておきたいポイントです。
まず、コンテンツを売る行為というのは「売るまでが仕事」です。
購入者さんに対して、過去の自分が作ったコンテンツが価値提供をしてくれるわけなんで、購入者さんが1人だろうが100人だろうが、何人に売れようが、売れてから自分の手間が増えることはないわけです。
これが、コンサルを売る場合となると「売ってからが仕事」になります。
例えば今日100万円の成約が取れたとして、当たり前ですが、これからそのクライアントさんに対して、100万円分以上の価値提供を自分の時間と労力を使って提供していかないといけないわけです。
お金とか時間とか労力をひっくるめて、エネルギーという一括りにした時、100万円分のエネルギーをお金という形で前払いで受け取っただけなわけですから、実はエネルギーの総量は増えてません。
「目の前の100万円」と「将来の自分の時間と労力」を交換したことになるわけなんで、ある意味これからそれを「返済」していかないといけないという意味では「エネルギーの前借り」と捉えることもできるわけです笑
でもコンテンツを売る場合であれば、お金を受け取ってから自分の時間と労力は増えません。
「目の前の100万円」と「いくらでも複製可能なコンテンツ」を交換したことになるわけなんで、エネルギーの総量で考えると、100万円分のエネルギーが増えることになります。
なんか自分でも書いててややこいこと言うてるなあと思いますが、伝わりますでしょうか?とんでもなく違くないですか?笑
まず、これがコンテンツ販売の強みです。
コンテンツ販売というのは、集客から販売までの仕組みを作ってしまえば、下品な言い方すればキャッシュを生み出してくれるマシーンになってくれるわけで、その仕組みというのはいわば「金のなる木」なわけです笑
物販も多少似たようなところありますけども、コンテンツ販売の場合は、原価もかからないし在庫も抱える必要ない、在庫を置いておく場所も必要なければ、売れてから商品を発送するまでの手間もかかりません。
コンテンツがPDFだろうが会員サイトだろうがなんだろうが、簡単な話が、メールにURL貼っつけて送信すればおしまいです、というかそれすらも自動返信で済みます。
つまり、商品が売れたとしても「売上通知のメール」を見て「あ、売れたわ。」とスマホで確認する以外に、実態としてはやることがないのです笑
おまけに利益率もほぼ100%です。
まず、他の商売と比べて、あるいは労働集約型のネットビジネスと比べても、これだけ実態が違うということ。それを理解するだけでもコンテンツ販売のやる気が出てくるはずです笑
コンテンツ販売で自動化する2ステップについて

じゃあどうすればコンテンツ販売の自動化ができるのかと。
ダイレクトレスポンスマーケティングの3ステップを用いて、簡単にステップを2つに分けて考えてみましょう。
ダイレクトレスポンスマーケティングを知らない方はこちらの記事を先に読んでください。
▶︎ダイレクトレスポンスマーケティングの記事(更新予定)
教育・販売の自動化
まずは教育・販売の自動化です。
やることそのものはクソ簡単です。メルマガや公式LINEに登録してから、そのメルマガや公式LINE内でリストに対して教育をかけて、コンテンツを販売するまでの導線を作るだけです。
登録日に応じてメルマガやLINEを自動で配信してくれるようなMyASPやLステップ・UTAGEのようなシステムを導入すれば、自動化そのものはそのツールがやってくれます。
なので自分がやることはステップメールやVSL、販売ページを作るだけと。仕組みを作ることそのものはサルでも出来るわけです笑
問題は「それで売れんのかい!」というところ。売れりゃ自動化できたことになるし、売れなきゃガラクタの仕組みができただけと。
売れるステップメール、売れる販売ページ、売れるVSL、つまりは「売れるシナリオ」を作れるかどうかに全てがかかってるわけです。
もちろん、今であればYouTubeライブだったりXのスペースだったりを使って見込み客の人と単純接触で沢山接点を持ってみたり、そこから直接販売に繋げてみたりすることもあるし、必ずしもメルマガや公式LINEで教育しなくても、YouTubeやSNS上で見込み客に対して価値観教育したり、購買意欲を高めたりすることはできますし
今後ももちろんそういう手法は有効だし、なんならそうやってコンテンツの売上を最大化させるプロモーションノウハウみたいな商材なんかも出回ったりすると思います笑
ただ、どこまでいってもネットビジネスはリストビジネスです。
販売までの導線がいくら複雑化したところで「リストをお金に変える仕組み」を作れるかどうかが全て。1リストあたりの価値をどれだけ高めることができるか、が勝負であることに変わりはありません。
何が言いたいかというと、教育販売の自動化をするということは、この1リストあたりの価値を高める力を身につけることとほぼイコールであると。
問い合わせをとってZOOMでクロージングするなら、それはマーケティングではなくてセールスになりますけども、ステップメールだろうがVSLだろうがSNS上だろうがYouTubeライブで販売しようが、結局は販売までの「シナリオ」のあるコンテンツを作れるかどうかで勝負は決まるわけで、その「シナリオ構築力」というのが鍵になってくると。
だからやっぱり、DRMとコピーライティングを勉強することが死ぬほど大事ですよ、というわけです。
最近はコンテンツ販売というとnoteをイメージする人が増えました。Googleが資本提携したこともありnoteのマクロな流れも良い。この業界の流れ的にも「SNS×インサイドセールス」が流行ったことで労働集約型のネットビジネスマンが大量発生したので、その揺り戻しでコンテンツ販売の流れもある。
さらに「noteで稼ぐ」というのはイメージ的にも一般ウケするんで、ますますウブな層がこのネットビジネス業界にもやってくる。特にこれまでとちょっと違うなあと思うのは、高学歴層がこの業界に入ってきつつあると。
なので今後ますます「noteで稼ぐ方法!」みたいなnoteを売る人が増えていくはずです笑
で、まず流行るのは「SNS×note販売」です。最も短期で結果を出しやすく参入障壁が低いからです。ただ「SNS×note販売」はコンテンツ販売の自動化ができてるわけではない。
リスト換算してリスト単価1万円以上の売上が出てるならいいですが、まあSNSとnoteだけでこの数字を出すのはほぼ無理です。仮にもし出てるなら、今説明してるようなファネルを作れば同じ集客力でその何倍も売上出ます。
なので「note×DRM」が答えです。あなたがこの記事をいつ読んでくれてるか分かりませんが、もう既に流行り始めてるかもしれません。もし流行ってないならチャンスです笑
集客の自動化
教育・販売の自動化ができれば、メルマガや公式LINEに誘導しさえすれば、つまりリストさえ取れてしまえば、あとは勝手にステップメールやLINEステップが流れて、コンテンツが売れていくんで、つまり「リストがお金に変わる仕組み」が手元にあるわけですから、販売者としては、
「このファネルに1人でも多くの人を流せー!」
という状況になります。それ以外にやることがなくなるのです。
まずこの時点で、周りと比べると集客がめちゃくちゃ有利になります。
他の人は販売までの導線を作ったりテストしたりする時間や労力がかかる。あるいはコンサルを売ってる人であれば、売れば売れるだけ時間と労力が奪われていくわけですから、集客にコミットしづらくなっていく。
そんな人たちを横目に、自分は集客以外に特にやることがない。売上通知メールが届くのを待つ以外にやることがないわけです笑
ここで思いっきり集客に振り切るんです。
もし、SNS集客が得意であればそっちに振り切ってもいいです。
「SNS集客って自動化できないのでは?」
と思うかもしれませんが、ここでは詳細は語りませんが、コンテンツ販売なんで、別にアカウント1つである必要ありませんよね?笑
コンテンツ販売してるってことは「原液」となるコンテンツが沢山ある、既にSNS集客してるってことは過去の投稿のストックも沢山あるはず。
あとはAI使って匿名人格でアカウント作って水平展開、、、
っていうこともできるはずです。実際にぼくもやってることなんで、こんなとこで具体的なノウハウは言いませんが、これだけ聞いてピンときた人は、そうです、それをやればいいのです笑
どうせこれもみんな今後やるでしょうから、いずれノウハウが出回るはずです笑
あとは時間もお金も余ってるなら、そのリソース使ってYouTubeやSEOなどのストック型のメディアを始めてもいいでしょう。SEOはさすがに今は難易度上がりすぎて参入しづらすぎるんで、YouTubeが良いと思います。
あとは広告です。おすすめは無料オファーです。ちょっと難易度は上がりますが、いずれ無料オファーの流れが来てもおかしくはないよなあとは思います。
というのも、これから稼げない人が増えます。めちゃくちゃ増えてくると思います。例えばコンテンツ販売なのに自動化できず、集客労働から抜け出せない人が増えます。自分のコンテンツを売るだけの「自力」がない人が量産されるのです。
ということは、こちらがLTVが高くて一撃で広告費回収できるようなファネルを持っていれば、彼らに集客労働してもらえばいいんです笑
BrainやTipsのシステムを利用して有料コンテンツそのものをアフィリエイトしてもらう。
というのもそういう意味では確かに同じですが、これもあんまり詳細言いたくないんでボカしますけども、でも、よく考えてみると、全然違いますよね?笑
そういうことです笑
簡単に説明してきましたが、このようなプロセスを経れば、コンテンツ販売で自動化はもちろん、コンテンツ販売だけで年2〜3千万くらいの仕組みは作れます。
LTVと集客の工夫次第では全然億いけるはずです。
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コンテンツ販売で自動化する際のポイントやら

案外みんな見落としがちだけど、コンテンツ販売においてめちゃくちゃ重要なことを1つだけ紹介します。
「コンテンツ販売というのはリピーター商売だ」ということです。
「SNS×インサイドセールス」の時代は、高額コンサルをZOOMでゴリゴリにクロージングして単月1000万稼ぎました!みたいな乱暴な人も沢山いました。
その売り方の是非とか販売者の倫理観とかは置いといて、カスみたいな高額商品売りつけて刈り取ってしまえば、確かに儲かることは儲かります。ローンチ屋さんの常套手段です笑
ただ、コンテンツ販売となるとそうはいきません。まあ100万のコンテンツを一撃で売れるだけの実力があれば別ですが、普通は1商品あたり数万円程度の価格帯になるはずです。どんなに高くとも数十万円程度でしょう。
であるならば、たとえ儲けることだけを考えても、2回目の購買に繋げないとLTVは上がりません。
見込み客の信頼残高を高める最も優れた方法、それは1度商品を買ってもらった上で「買ってよかった」という体験をしてもらうことです。
だから「この人のコンテンツを買ってよかった」と思ってくれた人の数、それこそがコンテンツ販売における自分の「資産」になるんです。
わざと変な言い方しますけども、脳死で買ってくれる人の数がどれだけいるかです。
ぼく自身、自分が売る時もそうですし、買う側としても経験あるので分かりますが、
「まじでこの人のコンテンツ買ってよかったわ!」
という経験を何度かすると、もう新しいコンテンツがリリースされた時、販売ページなんて読みません笑
リリースされたら販売ページに飛んで、そのままさーっとスクロールして、まずは脳死で購入ボタン押して買います。で、買ってから「これってどういうコンテンツなんやろう」と販売ページを読むんです笑
注意点とかいうといて難しいこと言うてしまいましたが笑、方向性としてはこっちを目指すべきです。
コンテンツ販売自動化の成功事例の数字感について

リスト単価どうこう言うてたんで、最後に数字感の話だけしておしまいにしたいと思います。以下、ぼくの実体験と生徒さんの成果を踏まえた上での目安です。
100人にメルマガ登録されたとして、だいたい1万円の商品であれば10〜20人程度が買います。つまりCVR10〜20%出てたら成功、ということです。
5%切ってたら何かが間違ってると思ってください。8%くらいだったら全然OKです。別のコンテンツ作ってLTV上げるか、もしくはリスト数増やすかにリソース注ぎましょう。
3〜5万円の商品であれば10人前後くらいの人が買います。3%とかだと何かが間違ってると思ってください。5%だったらまあいいや、っていう判断してOKです。10%超えてたら上手です。
10万円前後の商品であれば5〜7人くらいに落ち着くといいです。これも3%切ったら何かが間違ってます。仕組みやシナリオを疑ってください。4%くらいだったら、まあ、まあいいか、っていうかんじです。これで10%出せたら正直めっちゃ上手です。
販売単価2倍になるからといってCVRが1/2にならない、というのもポイントです笑
こういう数字ってまじで商品名変えるだけで2倍になるとか平気で起きますし、たとえ最初数字悪くても、ステップメールの開封率やクリック率を分析して、コツコツ改善していけば最終的に数値バグることもあるんで、是非、この数字感を目安にした上で、シナリオを組んでまずはテストしてみてください。
基準値を知って上手な人の仕組みを真似する

仕組み化をしていく上で大事なのは、自分の仕組みのどこを改善すべきなのか、つまりどこに伸び代があるのか、のポイントが分かることです。
最初の自動返信が悪いのかとか、最初に配布するプレゼントが滑ってるのか、2通目以降のどこかで一気に離脱されてるのか、販売ページが悪いのか、商品のコンセプトが滑ってるのか…
こういうものは因数分解していったらキリないですけども、テストしてみて「どこの数値が基準と比べて低いのか」を知りたいわけです。
それを知らずに、
「あーなんか分からんけど導線が通らんなあ売れへんなあ…」
やと、改善のしようもない、テストが試行錯誤になってない、積み上がっていかない。
なので、今回は大粒の数字感しか言いませんでしたけども、まずはこういう基準値を知った上で、最初は見様見真似でいいんで上手な人の仕組みをうまくパクってテストしてみて欲しいなと思います。
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