今回は「売れるコンセプト設計はAIでも作れるのかについてのコラム」というタイトルでお送りします。
AIに文章を書かせてnote販売して稼ぐ、動画作らせてYouTubeで稼ぐ、画像生成させて稼ぐしかりですね、AI×稼ぐ方法の情報が跋扈しておる昨今ですが、AIを上手に活用すれば稼げるのは事実です。
実際、ぼくの生徒さんにも、AIに作らせたイラストをXで販売して、それだけで去年の年末から半年以上毎月100万以上安定して稼いでる方もいらっしゃいます。何のイラストかはご想像にお任せしますけども笑
というわけで今回は、AIにコンセプト設計させて情報発信ビジネスで稼ぐことは可能か、ということに関しての軽いコラムニュアンスでお届けするやつです。
AIに売れるコンセプト設計を作らせることはできませぬ

結論、AIにかわりにコンセプト設計してもらうのは無理です笑
たまにというか結構「AIを使って売れるコンセプトを作る方法!」みたいな情報商材をnoteとかで売ってる人いますけども、こればっかりは言い切れます、全部インチキです。
SNSみてもYouTubeみても独自性もクソもないような量産型の発信してる人が沢山いるわけで、それだけネットビジネス、特に情報発信ビジネスにおいてはコンセプト設計は最初の関門なわけです。
その関門を突破できない人というのが沢山いると。
確かにコンセプト設計って、マーケティングとかSNS集客とかコピーライティングなんかと比べると抽象的でふわふわした概念のように思ってしまいがち。
最初そう思ってしまう、その気持ちも分からんでもないです。
ただ、コンセプトというのは、ほんとはものすごく構造的な概念。
だから再現性のある作り方というのが存在するわけで、そこを理解して突破しないことには絶対に稼げるようにはなりません、これも言い切れるやつです笑
でも、業界にはそれをするだけの思考の体力がない人たちがいる。
ぼくはそういう人を相手に商売しないと決めてますけども、やっぱりボリュームゾーンはそっちだから、彼らを相手にしたほうが儲かるわけです。
で、そういう人の多くは、AIみたいなテクノロジーが出てくると、というか「AIで楽して稼ぐ」みたいな触れ込みが出てくると、どうしてもそれに反応してしまうと。
それを分かってる人たちが「AI×コンセプト」の商材を売るわけです。
そもそも、AIというのは「設計者」にはなれません。あくまで「補助ツール」でしかないわけです。
例えば、
「何を目的に、誰に対して、どんな世界観を提示して、どんな問題を解決するか?」
こういう目的意識や戦略的な意図はAIにはありません。でもこれがコンセプト設計なわけです。
- 誰に向けて(ターゲットの選定)
- 何を訴えるか(ペルソナの深層心理)
- なぜそれが刺さるのか(社会構造や時代背景)
- どんなポジションをとるのか(差別化や競合分析)
- 最終的に何を売るのか(収益構造)
こういうことを統合的に設計するのがコンセプト設計なわけです。
で、こういう概念はどこまでいっても「主観」の域を出ません。本人の思想だったり、経験則に基づいた予測だったりが大元になるからです。
そもそも「独自性」ってそういうことです。AIには独自性という概念はありません。評価関数を持たない、自我がないからです。ややこい言い方しましたけど、AIには主観がないんです。
今のChatGPTのようなAIというのは「確率的に言葉を出力する装置」でしかない。そこに目的意識もなければ思想もありません。
ネット上の情報をさらって「ありふれたそれっぽい答え」を確率的に出力してくれてるだけ。
だから平均だとか共通パターンみたいな客観的なデータを見つけることは得意でも「じゃあ差別化してみて?」って言うたところで、それっぽい「逆張り」を出してくるだけであって、そんなもんただの言葉遊び、何の役にも立たないのです。
AIはコンセプト設計の役に立たんというわけではない

「じゃあAIはコンセプト設計の役には立たないのか!」というとそういうことでもありません。むしろめちゃくちゃ役に立ちます笑
ちなみにぼく自身、この滝沢のコンセプト設計をする時にChatGPTを使い倒しました。まじでめちゃくちゃ役に立ちました。
AIは設計者じゃなくて補助ツールだと言いましたけども、今のAIにできるのは「与えられたインプットに基づいて、それを論理的に補完したり、質の高い提案をする」ことです。
簡単に言えば、自分でコンセプトを作れる人にとっては、AIはめちゃくちゃ味方になってくれます。
「賢い人だけAI使いこなせるでー」って言うてるんじゃありません。本人に思想や目的意識、戦略性があれば、論理的な部分はAIがちゃんと補ってくれます。そういう意味では逆です。
さすがにこれはぼくの思想入りまくりですが、情報発信ビジネスのコンセプトというのは、自分の人生観をもとに構築するものです。もっと言うなら、コンセプトにはその情報発信やそのビジネスの「存在理由」がなければいけない。
「なぜ誰でもないあなたがその情報発信をする必要があるのか?」
「なぜ誰でもないあなたがそのビジネスをする必要があるのか?」
一体その活動は目の前の誰の役に立ち、社会や人類にどのように寄与するのか、この問いに答えられないのであれば、良いコンセプトなんてできるわけがありません。
ただ、こんな高尚なこと言うといてあれですが、客観的にはそんなもの存在しません笑
別に自分がやる必要なんてないし、自分が死んでも替わりはいくらでもいます。ぼくが今この瞬間死んだところで日本は平和なままだし、イーロンマスクが死んだところで地球は回り続けるわけです笑
つまり、こんなものは完全な思い込みです。
でも、これが個人が情報発信ビジネスで稼ぐために、稼ぎ続けるために、死ぬほど重要なのです。
発信者が何を信じているのか、いわばその信念のようなものがコンセプトに宿っているかどうか。それが合ってるか間違ってるか、なんてどうだっていいのです。
大事なのは、何かを信じているかどうか。量産型の情報発信になってしまってる人に致命的に欠けているのはこれです。
インフルエンサーの発言を引用、あるいは丸パクリしてあたかも自分の言葉のように発信する。「〇〇さんがこう言ってたので…」が口癖で、自分の世界観がないからいつも強い言葉を避ける。誰に刺さりたいのか分からんインフルエンサーの金魚の糞みたいなムーブをしてる。
「〇〇な人は損してます」「知らないとヤバいです」みたいな言葉には敏感に反応する。みんな右向け言うたら右向く、ほな死ね言われたら死ぬんかいみたいな、そこに思想も信念もない人のことですね。
えぐいぐらい口悪いですけども笑、もちろんそれが人間として間違ってるとか劣ってるとかいう話をしてるんじゃなくて、人間なんて集団的な動物なんだからそういう日和見菌みたいな人は一定数、というかかなりの数いてしかるべきだと思ってますし、そういう意味ではこんな口悪いぼくの方が排除されるべき悪玉菌みたいな存在とさえ思います笑
ただ一つ言えるのは、そういう人は情報発信ビジネスには向いてないということです。
「AIを使って売れるコンセプトを作る方法!」みたいな商材を買ってしまうくらいなら、もう悪いことは言わんから、別のことをやったほうがいい。でないとそういう輩に養分にされて骨抜きにされるオチが見えてると。
というかそもそもですけど、こんだけ個人の働き方や稼ぎ方の種類がいっぱいある時代に、なんでネットビジネスを選んだんですか、っていう。
会社での煩わしい人間関係が嫌でとか、出世とか転職の不毛な競争が肌に合わなくてとか、そういうリアルの社会に違和感があって、パソコン1台で稼げるネットビジネスならそういう煩わしさに頭悩まされることなく、自分のやりたいことできるんちゃうかなあ、と思って始めたんじゃないんですか、っていう。
なのに気づいたら、ネット上では自分より影響力ある人に媚びて、SNS上で上手に立ち回りすることを覚えさせられて、また競争に巻き込まれて、自分を押し殺して、成果出してる人にマウント取られて、たまに自分より下のやつにマウント取ってみたりして…
それやってること一緒ですやん、っていう。そのループから抜け出せないうちは、自分の強みも優位性も活かせてないんだから、そりゃあ出るべき結果も出ませんよねっていう。

AI×コンセプト設計とは全然違う方向に話が進んでしまいました

なんか全然AIと関係ない方向に話膨らんでしまいましたけども笑
是非ですね、もっと自分の思想とか独自性を大事にして、それを核にして、周りに同調することなく、自分が愛せるコンセプトを作っていって欲しいなと思います笑
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