WEB集客・ライティング

SNSマーケティングで稼げないという人向けに色々語るやつ

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滝沢(@CEOsamohan)です。

今回は「SNSマーケティングで稼げない人に色々語るやつ」というタイトルでお送りします。

結論、SNS集客は向き不向きがあるし、何もSNSが向いてない=ネットビジネス向いてないということでもありません。特に最近は「SNS苦手」という人が増えました。

でもそれって、ネットビジネスの能力とは関係のない別の何かが原因かもしれませんよ?

と、今回はそんなような内容です。

SNSマーケティングで稼げない理由やら

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SNSマーケティングという言葉はここ数年で一気に広まりました。ここ数年でネットビジネスに参入した人の中には、ネットビジネスというのはSNSを上手に使ってマネタイズすることだ、と勘違いしている人も数多くいます

確かにSNSは他の集客メディアを比べると短期間で伸びる可能性があります。当たれば認知を爆発的に広げることができたり、顧客リストを一気に獲得できると。

ただ、短期でそれだけのリターンを得られる可能性があるということは、それ相応のデメリットもあるのです

労働集約型から抜け出せない

例えばSNSを使って集客を自動化するのは難しいです。

集客メディアは、ストック型とフロー型の2つに分けられます。

ストック型というのは、文字通り投稿すればするほどコンテンツがストックされていくメディア。例えばこういうブログもそうですし、YouTubeもほぼストック型です。

ストック型の最大のメリットは、毎日更新しなくても、過去に投稿したコンテンツが集客してくれるところにあります

例えば、あなたは今この記事を読んでいるわけですが、ぼくがこの記事を書いたのは過去です。1ヶ月前かもしれませんし、1年以上前かもしれません。

仮に1年以上前だとして、この原稿を書いてから今に至るまで、ぼくは何もしていません。

あなたにこの記事に辿り着いてもらうために動いてくれたのは、Googleのアルゴリズムであって、ぼく自身は何もしてないわけです

いつか昔にこれを書いただけ。今のぼくはこの記事を書いたことすら覚えていないかもしれません笑

これがストック型のメディアを構築する最大のメリットです。やればやるほどアクセスが積み上がっていき、集客が自動化できるのです。

ある程度まで育てば、あとはメンテナンスするだけ。メンテナンスも必要なければ、数字を眺めるしかやることがありません。

YouTubeも同じです。再生数が平均よりも一定以上回るような動画ができれば、その動画の寿命は長くなります。

1週間経っても1ヶ月経っても、あるいは1年以上経っても再生が回り続けてくれます。時間が経ってもYouTubeのアルゴリズムが勝手におすすめしてくれるわけです。

こういう動画を1つ1つ増やしていくことができれば、しばらく更新しなくても、チャンネルの再生回数は維持できます。

例えばYouTubeからLINEやメルマガに誘導している場合、放置していても自動でリストが入ってくるのです。

その点、SNSの場合はそうはいきません。Xなんかが分かりやすいですが、今日の投稿は明日にはあまり見られません。どんなにインプレッションが伸びたところで、数日経てばもうほぼ誰も見てくれなくなります

その人のタイムラインには絶えず新しい投稿が流れてくるからです。これがフロー型のメディアの最大のデメリット。

毎日やり続けないと影響力は小さくなっていく、集客できなくなっていく、つまりアカウントが死んでいくのです。

つまりSNSを集客のメインにすると、短期的に伸びる可能性がある反面、自動化するのは難しく、ただそれを続けているだけでは、本質的に集客労働からは抜け出せないというデメリットがあるのです。

変数が多くなってしまう

集客しようとスマホを開いてSNSを触っていると、同業者やビジネス系の発信者の投稿が目につきます。

投稿を作るつもりが気づいたら人の発信を見てしまってた、なんて経験をしたことがある人も多いと思います。

リサーチするつもりが人の発信を見ては、悩まされたり考えさせられたりする。

ターゲットに対して何らかのマーケティングを仕掛けるためにSNSを開いてるのに、気づいたらマーケティングを「仕掛けられる側」になっているのです

「この人がこういう投稿して伸びてるから、自分もこんな投稿したほうがいいんだろうか。」

「この人がそのやり方はもうオワコンだとか言ってる、もしかして自分がやってることって間違ってるんだろうか。」

参考にするために、情報収集するために開いたのに、気づいたらそうやって悩まさせられ、考えさせられ、そのうち自分がやってることに自信がなくなってきて、挙げ句の果てに人の商材を買ったりする始末。

ミイラ取りがミイラになる的なやつ。集客するつもりが、集客させられてる。

例えばXであれば、自分より影響力のあるアカウントに引用やリプで絡みにいくことが、アカウントを伸ばすために効果的だと言われてます。

それはその通りです。一般論としては正しいです。でも、これ向いてない人が多いのです。

会社での煩わしい人間関係が苦手で、そういうストレスのない働き方がしたいと思って始めたネットビジネスなのに、気づいたらSNS上で上手に人間関係を築くための立ち回りが要求されてる。

思ってもないことを投稿して、自分より影響力ある人に媚びへつらって、毎日毎日数字を眺めて一喜一憂している

「え、会社員時代とやってることおんなじやん。。。」

そうやって自分が手に入れたい働き方から遠ざかってる、みたいな人も沢山います。

つまり、SNSは向き不向きがあるのです。というかSNSほど向き不向きしかないメディアもそうそうありません。

自分の強みや優位性が発揮できる領域で勝負するというのは、個人やちいさな会社がビジネスする上での鉄則です。

究極、向いてないならやめればいいのです。集客する方法は他にも沢山あります

自分の優位性が発揮できる領域で勝負しながら、SNSも同時並行で進めていくのが理想です。

SNSだけで集客するのは長期的にみて危うい

ちなみに長い目で見ると、SNSマーケティングのみでビジネスを成立させることは危険です。

理由はAIです

どういうことかというと、今のぼくらがスマホを開いた時、YouTubeはYouTubeアプリ、XはXアプリ、Google検索はChrome、TiktokはTiktokアプリ、ニュースはニュースアプリと、ぼくら人間側がわざわざプラットフォームを行き来しないといけません。

何か得たい情報があったとして、それに対しての探索コストのようなものがかかってるわけです。

それがおそらく、まもなくなくなります。一人ひとりに最適化された情報カスタマイザーAIのようなものが登場します。

簡単に言えば、AIが全部を参照した上で今のあなたに必要なものを整理して提供してくれるようになります。

そうなると、情報発信ビジネスをしている我々は、AIに引用・推薦してもらえるかどうかの勝負になります。

AIに参照してもらって引用・推薦してもらい、AIにユーザーに自分の情報を届けてもらわないと、自分の発信が誰にも届かなくなってしまうようになるのです

では、そうなった時にAIが参照する情報源は何か。

色んな要因がありますが、例えば、短かったり量が少ないコンテンツよりも、より構造化されていたり体系立っているコンテンツが優先されます。

するとどうなるか、例えば、

  • 「今バズりさえすればいい」と思って浅いネタ投稿をしている人
  • SNSを中心に短文やショート動画だけを投稿している人

はどんどん隅っこに追いやられていくことになります。

SNSマーケティングやSNS集客を否定しているのではなくて、SNS単発型の情報発信者はこれから先細っていく、ということです

これからは、AIというのが情報の「編集者」になります。人間だけじゃなくてAIに参照してもらえるような「情報資産」を作っていくという視点が、情報発信者には必要になってくる、ということです。

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インフルエンサーがSNSで稼げないのは増えすぎたから?

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SNSが稼げなくなってるという噂は確かにあります。ただ、それに関しては、違うと思います

短期で見れば、まだSNSの流れは良いです。SNS市場全体はまだ成長途中です。

なのでこれは単純に、これまで稼げてたのに稼げなくなってしまった人たちを目にする機会が増えたからでしょう。要は認知バイアスです。

YouTuberと同じです。5年前に人気だったYouTuberと今人気のYouTuberは全然違います。昔はめちゃくちゃ人気だった人も、今ではもう「あなたへのおすすめ」にも「関連動画」にも出てこなくなってるはずです。

つまり、それだけ新陳代謝が早いのです。インフルエンサーも同じです

新陳代謝が早いから「稼げてたけど稼げなくなってしまった人」の数は増えます。

でもその裏で、その分、あるいはその分以上に「最近になって稼げるようになった人」の数も増えてる。

でも最近出てきた人のことはぼくたちはまだそんなに知らない、というだけです笑

これはエンタメ系の情報発信者だけでなく、教育系の情報発信者に関しても全く同じことが言えます。

ポイントは、それだけ流れが早いということです。その流れの中でずっとポジションを確立し続けようと思うと、どんどん上に行くしかありません。

究極的には「流れを作る側」にならない限りは厳しい。これもYouTuberを見れば分かると思います。

そんなに詳しくないのでちょっと適当なこと言いますが、例えばこれからもYouTuberとして生き残れるのは、ヒカキンさん、はじめしゃちょーさん、ヒカルさんの3人ぐらいです。

ただこれはあくまで長い目で見て、です。

短期的にはSNSマーケティングは流れも良いですし、他の集客メディアと比べると成果も出しやすい。

つまり、短期的にはSNSマーケティングを実践してアカウントを育てながら、長期的にはSNS単発型で情報発信するのは危険だし、集客労働からも抜け出せないから、徐々にYouTubeやSEOといった「ストック型」のメディアに移行していく、こういった動き方ができるかどうかが大事です

ちなみに個人のネットビジネスの業界では「SEOはオワコン」とか言われたりしてますが、ぼくはAIが登場したことによってむしろ個人のSEOの流れが来てると思ってます。

これについてはまた別の機会に。

SNSマーケティングで稼げない人が稼げるようになる方法

SNSマーケティングで稼げない人が稼げるようになる方法 画像

SNSマーケティングで稼げない原因、細かいことを言い出すとあれなので、ざっくり2つに分けてみます。

マーケティングや集客への理解が浅いから

この場合は、シンプルに勉強不足です笑

SNSの攻略系ノウハウやテクニック、裏技めいた今流行りのコツも確かに知らないよりは知っていたほうがいいですが、そればかりを追いかけているだけでは根本的なマーケティングや集客を一生理解できません

理解しなくても結果が出てくれるならいいんですが、その本質を理解していないことが理由で結果が出ていない人が多いのです。

「集客ってどういうことを言うのか?」
「マーケティングとは一体なんなのか?」

これは哲学的な問いでもなんでもなく、それに対しての理解を深めることは情報発信ビジネスをしていく上で、SNSマーケティングを実行していく上で必須です。

例えば「集客」という抽象度での理解が深まれば、集客メディアを横断できます。どの方法でも集客できるということです。

集客という視点で理解できていれば、YouTubeもXもInstagramも広告もSEOも本質的には同じだからです。

ノウハウやテクニック、トレンドというのはその土台の上で更に求められるものです。

「本質から学べ」とは言いませんが、ノウハウやテクニックを実践しながら、同時並行で本質を学んでいく姿勢がないと、一生トレンドやノウハウの奴隷になります

マーケティングも全く同じです。〇〇マーケティングみたいな言葉は星の数ほどありますが、中身はだいたい一緒です。

この「中身はだいたい一緒」と思えるかどうかが大事なのです。

その視点があれば新しい手法が登場した時に、その手法がなぜ流行ってるのか、今の時代に有効なのかがすぐに理解できます。つまりすぐにその手法を自分のものにできます。

▶︎ネットビジネスにおけるノウハウコレクターの特徴と脱出する方法

そもそもそのSNSに対しての適性がないから

上にも書きましたが、集客メディアには適性があります。もっと言うとノウハウにすら適性があります

例えば、顔出さずにYouTube投稿するよりも、顔を出して投稿したほうが伸びる傾向にあります。

じゃあ全員顔を出すべきかと言うとそういうわけではない。顔を出して得する人と損する人がいるというだけじゃなくて、本人の性格的な問題です。

衆目に晒されるのが苦手で自己顕示欲もあまりない人が顔を出すのと、自己顕示欲が強くて人気者になりたい人が顔を出すのでは、後者のほうが圧倒的に有利です

それと同じで、SNSそれぞれに適性はあるし、その運用方法にも適性がある。

つまり、流行ってるからといって無理にそのノウハウを実践する必要はないということです

例えば、SNS上の人間関係やその立ち回りをするのが苦手なのであれば、別の戦い方を見つければいい。

別の戦い方を見つけるという前提があれば、自分には向いてないなという「違和感」のほうを大事にしていいのです。

例えばファネルを構築する時も、文章を書くのが苦手で喋るほうが得意なのであれば動画で勝負してもいいですし、その逆もOK。

なんならネットよりもリアルのほうが得意ならリアルを中心に情報発信ビジネスを設計したっていいのです。

自分の優位性が発揮されるような領域を見つけていくことが大事、特にネットビジネスは自由度が高いからこそ、自分の強みを活かした設計ができるというメリットがあるわけで、何も型通りにやる必要はないのです。

型というのはもっと抽象度の高いところにある。具体はみんなバラバラでいい。

「みんな違ってみんないい」みたいなゆるふわな結論になってしまいましたが、別にぬるいこと言ってるんじゃなくて、むしろ厳しいことを言ったつもりです笑

まとめ

SNSマーケティングで稼げないという人向けに色々語るやつ まとめ 画像

コンセプトづくりやファネル構築、商品作りは「型」があるんで、稼げてる人同士を比べると、表面的には違えどその骨格はほぼおんなじだったりしますが、集客法に関しては十人十色、稼いでる人同士比べると意外と全然違かったりします。

何が言いたいかというと、SNS集客だけがネットビジネスの集客じゃないし、SNS向いてない=ネットビジネス向いてないわけじゃないですよということです

もっと言うと、SNS集客の方法だって色々あるわけで、例えばSNS上で静かに発信して大きく稼いでる人だっています。

集客というのを1つ抽象度高い視点で捉え直して、是非、自分に合った集客をしてもらえたらなと思います。

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