どうも、滝沢(@CEOsamohan)です。
今回は、コピーライティング初心者におすすめの勉強法についてです。
小さな会社や個人単位でビジネスをしている人のほとんどが、商材が無形であれ有形であれ、インターネットを使って集客ないしは販売を行っています。
いにしえからインターネットを使って効率よく商売を成立させてきた業界が、いわゆる情報商材業界、今でいうコンテンツ販売業界であり、20年以上前からそのビジネスの根幹となるのはDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)です。
当時から最も優れたマーケティングモデルだと言われていました。
それから今に至るまで、あらゆる業界業種がネットで集客するのが主流になり、ネット広告はもちろん、YouTubeやInstagramといったSNSで自社メディアの運用に力を入れ、LINEやメルマガを使ったリスト運用、講座やコミュニティの販売が当たり前になった今でさえ、
その根幹となるのはDRMであり、それは20年以上前から何一つ変わってないという歴史があります。
ビジネスのノウハウやテクニック、戦略や具体的な施策、あるいはビジネスモデルは今や多岐に渡ってるように見えるが、
時代が変われど変わらないもの
時代とともに変化していくもの
この2つに分けた時、DRMというのは前者、つまり本質であるというのはネットビジネスの歴史が証明しています。
少なくとも、年間数千万〜数億規模のインターネットを使ったビジネスにおいては、DRMをいかに理解し、それを効果的に実行できているかが肝心要であるというのは、ぼくの経験上からも間違いないことです。
そしてこのDRMを実行する上で、最も重要視されてきた能力というのがコピーライティングです。
今回はそのコピーライティングについて、初心者の人がこれからどうやって勉強していけば身につくのかについて話ていきます。
▶︎ネットビジネスにおけるノウハウコレクターの特徴と脱出する方法
コピーライティングとは何かについて鬼簡単に

広告はもちろん、LPやセールスレター、YouTubeタイトルやサムネイル、なんならメールの件名、恋人に送るLINEの文章に至るまで、コピーライティングはネット上のありとあらゆるところに存在しています。
コピーライティングというのを一言で言えば「心理的な駆け引き」、つまりコミュニケーションの一部であり、あなたがもし、何らかのコピーを読んだ上で商品を買ったのであれば、
それは「心理的な駆け引き」の結果、商品を買いたいと説得された証拠です。
コピーライティング力というのは「顧客との心理的な駆け引きの能力」のことを指します。
見込み客は常に、
その商品が、自分のために何をしてくれるのか
その商品がいかに自分の生活をより良く、幸せに、充実したものにしてくれるのか
を考えているわけで、いわば消費者心理の本質は時代が変われど変わることはありません。
そのコミュニケーション能力を身につけることが、ビジネスを実行する上で、数字を出す上でどれほどクリティカルなことか、というのをまず理解するということが、初心者にとっては大切です。
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コピーライティングがめっちゃ重要な理由

個人や小さな会社がビジネスを実行する上で、最も気にしなければいけないのはリソースです。
潤沢な資金があるわけでも、人材が揃っているわけでも、データや知見やあるわけでもない、なんなら個人の「情熱」や「意欲」一本で勝負する人が多い。
だからこそ、その情熱の矛先を間違えると、初手から遠回りする羽目になります。
あるいは数年後になって初めて
「ああ、あの時私は初手を間違えたから失敗したんだ。」
と気づく羽目になる、時すでに遅しです。
副業失敗、独立してフリーランスになるも数年後に会社員に出戻り、そういう人たちもこれまで沢山みてきました。
だからこそ、初心者の方に言いたいのは、事業の設計、初期設定、というのは思ってるよりも重要であるということです。
企画段階で滑ってたら、何やってもうまくいきません。その中で我々が最も気にしなければならないのが何度も言うようにリソースなんです。
ネットを使って商売をするとなると、特にそれを一人で回すとなると、求められる能力は多岐にわたります。
ネットを開けば、YouTube攻略、広告運用、Tiktok攻略、売れる商品作り、最新マーケティング手法などなど、細かいものを挙げ出せばキリがないほどそういった情報で溢れかえっています。
その中で、まず何よりも先に最も身につけるべき能力、それがコピーライティングの能力です。
コピーライティング1つで売り上げは何倍も何十倍も変わります。
実際、ターゲットも商品もマーケティングも同じ状態で、ぼくがその商品のセールスレターを添削しただけで、売り上げが何倍にも増えたことなんてことはよく起こります。
なにもぼくが凄いんじゃない、ぼくよりも優れたコピーライターなんて世界中に掃いて捨てるほどいます。
凄いのはコピーライティング、コピーライティングはそれだけビジネス上の「戦略級の武器」になるということです。
でも、この業界にはこれができる人は少ないです。
人間は基本的に感情的で短期的な生き物で、だから最新のなんとかマーケティング、最新のSNS集客法みたいなものになびきます。
なびく人が増えれば増えるほど、今度は周りと違う行動を取ることが不安に感じる人もなびき始めます。
本質はコピーライティングだとわかっていても、「周りにおいていかれたくない」という恐怖を煽られた結果、腰を据えてしっかり実力を身につけるプロセスを途中で中断してしまうと。
だから個人単位でビジネスをする上では「軸がぶれない設計」が最も重要なのです。
信念がない人、感情的で短期的な人が消えていくのは時間の問題で、逆に言うと、やるべきことを続けられる人というのは時間が味方になってくれます。
ネットを使って楽して稼いでいる人というのは、そういう人たちであり、彼らの屍の上に立ってると。
13年以上この業界にいて、こればっかりは変わらないし、これからも変わることはありません。
世界一上手いコピーライティングの例をば

コピーライティングの世界では有名ですが、歴史上、世界で最も売れたと言われてるのは『ウォールストリートジャーナル』のコピーです。
1974年にこのコピーが登場して、それ以来ずっとこのコピーが使われ続け、1991年時点で売り上げ1000億を突破、最終的には2000億に到達した、と言われてます。
親愛なる読者の皆様へ:
今から25年前。美しい春の夕暮れ時、2人の青年が同じ大学を卒業しました。彼らはとてもよく似ていました。2人とも平均的な学生より成績がよく、品格もあり、卒業生の多くと同様、将来への大きな夢に胸を膨らませていたのです。
最近、この2人が「25周年記念の同窓会」で大学にやってきました。
彼らは相変わらずとてもよく似ていました。2人とも幸せな結婚をしていて、子供が3人いました。おまけに卒業後、ともに中西部のメーカーに就職し、今もそこに勤めていることが分かったのです。
しかし違いもありました。1人はその会社の小さな部署の課長、もう1人は社長だったのです。
<2人の違いを生んだ決定的なこと>
上記の2人のように、「人の人生を分けるものはなんだろう」とあなたは思った事がありませんか?
それは生まれつきの知能や才能、あるいは熱意ではありません。1人が成功を望み、もう1人が成功を望まなかったわけでもありません。
2人の差は、それぞれの持つ知識と、いかにその知識を活用したかにあるのです。
だからこそ、あなたやあなたと同じような方々に「ウォールストリート・ジャーナル」をご紹介したいのです。というのも、弊紙の目的は「ビジネスに活かせる知識の提供」にほかならないからです。
<他の出版物とはひと味もふた味も違います>
ご存じのとおり、「ウォールストリート・ジャーナル」はアメリカでは唯一、ビジネスを専門とする日刊紙です。平日は毎日、ビジネスニュースのエキスパートたちが記事を執筆しています。
プロフェッショナルな意識をお持ちの皆様にとって、興味深く、重要な情報を毎日幅広く掲載。しかも、株や金融の情報に限らず、急速に変化するビジネス世界のあらゆる情報をお届けします。「ウォールストリート・ジャーナル」は、あなたが必要とするビジネスニュースの全てが載っています。
<知は力なり>
今から、ジャーナルの1ページを読みます。その日の重要なニュースがひと目でわかり、さらに掘り下げた記事もあります。インフレ、景気予測、ガソリン価格などの経済記事、政治記事もあれば、ワシントン、ベルガン、東京、中東からの世界ニュースもあります。私が今読んでいるこうした記事は、あなたのビジネスだけでなく、あなたの将来に影響するかもしれません。
紙面はさらに続きます。
どのページにも興味深く重要な情報が満載です。こうした情報はあなたの役にも立つはずです。市場の欄には、消費者の動向やお金の使い方を分析した記事や、会社のマーケットでの戦い方を述べたコラムが掲載されています。
訴訟、テクノロジー、メディア、マーケティング、不動産、科学技術、地域開発のコラムもあります。ウォールストリートジャーナルを一度も読んだことがなければ、あなたにとってどれだけ役立つものか想像できないかもしれません。
<定期購読がお得です>
まずは「お試し購読」をしてみてはいかがでしょうか。
13週間購読できて、たったの44ドルです。これは提供している定期購読でいちばん期間の短いものですが、この新聞を知るには十分な期間です。
さらにお得な1年間149ドルの定期購読をお選びいただくこともできます。定価に比べて40ドル以上もお得です。
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このお誘いが公正かつ妥当なものだとお考えなら、何百万人もの読者の役に立っているこの新聞が、あなたにも役立つかどうか、すぐにでも知りたいのではないでしょうか。注文書を今すぐ送付していただければ、すぐにお届けいたします。
冒頭で述べた2人の同窓生は、ともに大学を卒業し、ともにビジネスの世界に入りました。2人のビジネス人生を分けたものはなんだったのでしょうか?
知識を得ること、有用な知識を得ること、そして知識を活用することなのです。
<成功への投資として>
ウォールストリートジャーナルの購読を始めたからといって、すぐに成功するかを保証することはできません。
ですが、このジャーナルがあなたにとって、いつでも興味深く、いつでも信頼できて、いつでも役立つということは保証いたします。
敬具
ピーター R.カーン
バイスプレジデント
共同出版社
P.S.
最後に大事なお知らせです。ジャーナルの購読料は税金控除の対象になることがあります。 あなたの税務顧問にお尋ね下さい。
どうでしょうか?
当時はメルマガやLINEもない、お金のかかる紙媒体のチラシやダイレクトメールが中心の時代でした。
そんな中で、文章一つで売り上げが何十倍、あるいはこのレベルであれば何百倍も変わる世界です。
膨大な知恵と工夫をこらし、テストを繰り返して反応率を改善し続けていった結果生まれたのがこのコピーです。
ぼくも、8年くらい前に、この文章の中にいかにテクニックが盛り込まれてるかを解説するセミナーをやったことがありますが、原文は2000文字もない文章にも関わらず、具体的なテクニックを語るだけで4時間かかりました。
その時のメモ書きをパソコンから発掘したので載せときます。
コピーライティングが効率よく上達する勉強法は?

結論からいうと、古典から学ぶことです。
優秀なコピーライターは、なにもゼロから文章を生み出してるわけじゃありません。
勉強すればするほど、上で紹介したような文章がいかに神がかってるかが理解できるからです。
ゼロから自分で文章を書くなんてことがいかにおこがましく、いかに非効率か分かります。
だから、上達したければとにかく良いコピーに触れること、そしてそれを徹底的に解剖することが重要です。
文章そのものをまるパクりするのではなくて、構造を理解してその骨格をパクって、
それを自分の商材のセールスレターやLPに応用する、それが優れたコピーライターの仕事です。昔も今も変わりません。
時代に合わせて消費者の欲と恐怖が変わる、だから表現はマイナーチェンジされます。
コピーライティングの知識がない人が見れば、昔と今の優れたコピーは全く違うものに見えるでしょう。
でも勉強して知識があれば、それがほとんど変わってないということがわかります。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
と言いますけども、先人たちが積み上げてきたコピーライティングの黄金の型を学ぶことが一番の近道です。
これができたならば、先人の流れを受け継ぐ流れに乗れているならば、自分のコピーライティングの能力に不安になることはありません。
逆に言うと、コピーライティング能力が身に付かなくて悩んでる人は、古典を学んでない、今流行りの文章をぼんやり真似しているだけです。
だから何が枝葉なのか、何が骨格なのかがいつまでも理解できません。
力がつかない、自分の文章にセールスの「再現性」がない、というだけです。
常にゼロから文章を書こうとしてる、そのおこがましさを捨てれば、簡単に上達できるのにです。
コピーライティング講座を受講したら効率よく上達するんか

今やコピーライティング講座と称するコンテンツやセミナーは沢山あります。
色んなコミュニティに実際に参加して顔を出したわけじゃないからあんまり勝手なこと言えませんが、まあそのほとんどがゴミだと思ったほうがいいです。
特にスキルシェア系のプラットフォームで参加を募ってるようなコピーライティング講座にまともなものは一つもありません。
確かにどのレベルを求めるかの問題で、初心者の人でも分かりやすく、ChatGPTでも教えてくれそうなくらい浅いところから学びたいのであればいいかもしれないが、だったらまだChatGPTの使い方講座に参加したほうがいいんじゃないかなと思います。
- 販売者本人が古典から学んでいること
- 本人が文章だけで売り上げた実績が十分にあること
上記は最低条件で、その上で例えばジャンルや用途に降ろしたより具体的なテクニック論を語ってくれると初心者の人にとっては嬉しいです。
例えば上で紹介したウォールストリートジャーナルのコピーを理解したとて、今から自分が書くステップメールに応用するとなると難しいですよね。
ウェビナーのシナリオ台本を作る上で上手にパクれと言われても難しいです。
だから、ある種テンプレート化してくれてるものがあると勉強になるかどうかは置いといて、自分がLPやセールスレター・VSLのシナリオやステップメールを構築する上での使い勝手、効率はいいです。
でも、その人がもしテンプレートを売ってるのであれば、例えば「LINE登録→VSL→販売ページ」の導線でテンプレートを販売してるのであれば、その導線をたどれば、それがほとんどの場合、そのテンプレートの大元なわけで。
つまりそのテンプレートを使った実際の事例は無料で見ることができるわけで、
「じゃあそのテンプレートにお金を出して買う必要あります?」
とは思います。
コピーライティング初心者に超絶おすすめの本

ここではコピーライティングを勉強する上でおすすめの本を紹介します。
さきほど講座をディスったのも、本で勉強するのが最もおすすめだからです。
動画の方がいいとか、あるいはオーディオ学習がいいとか、意見はあるかもですが、
文章を書く能力を磨くために勉強するんやから、
「そんなこと言うてやんと文章読んで学べ!それが嫌ならやめてしまえ!」
と割とほんまにそう思います。
ぼくが実際に勉強した本を紹介します。
- 現代広告の心理技術101
- 神話の法則
この2つがまずベース、即ポチ案件です。
その上で、コピーライティングのジャンルではないけど、むちゃくちゃ応用効くおすすめ本が
- ミルトンエリクソンの催眠療法入門
- プロパガンダ 広告・政治宣伝のからくりを見抜く
この2冊です。
その上で、そのコピーライティング力を駆使してDRMが上手にできるようにならないといけないわけで、そのDRMも本質は20年前から何ひとつ変わってません。
つまりDRMすらも古典から学べという意味で、発展編としてこの2冊です。
- あなたの会社が90日で儲かる!
- ハイパワーマーケティング
ここまで抑えておけば、初心者脱出!はおろか、知識レベルでは一気に上級者まで駆け上がることができます。
時代が変われど変わらないものを知ること

長々と書いてきましたけども、古典から学ぶこと、その真意は「本質」を学ぶことです。
あらゆる業界業種がネットで活用するのが主流になり、〇〇マーケティングだの〇〇ライティングだの新しい言葉はどんどん増えています。
それを学べそうな講座やスクール・コンテンツも山ほどあります。
だからこそ、
時代が変われど変わらないもの
時代とともに変化していくもの
この視点に立って欲しいです。
DRMの本質は20年前から何も変わっていませんし、コピーライティングに至ってはもっともっと長い歴史があります。
何も今のマーケティングやコピーライティングを否定してるのではなくて、昔と今の両方から学ぶことによって初めて、
「何が変わって、何が変わらないのか」
を知ることができる、つまり本質とトレンドが分かるようになるよねということです。
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