どうも、滝沢(@CEOsamohan)です。
今回は、ネットビジネスの仕組み化なんてたいしたことではないで、というテーマでお送りします。
ここ数年でネットビジネス業界に参入する人は一気に増えました。
それ自体はぼくとしても非常に喜ばしい、結果的にぼくも儲かって嬉しいことなんですけども笑、参入する人、稼げる人が増える一方で、その「稼ぎ方」が昔と比べると少し違うなと。
なんか圧倒的努力が大事だの基準値が大事だの、業界全体がマッチョ化してる雰囲気を感じずにはおれないわけです。
で、そんなこと言うてる人ほど、意外と仕組み化できてない。
スマホにかじりついてSNS集客、問い合わせ対応、コンサルという時間の切り売り、毎月の不安定な売上を何とかするための短期施策に追われてる、そういう印象というか実態があります。
というわけで今回は、ネットビジネスの仕組み化について。
結論、仕組み化なんてたいしたことではありません。
というか昔はネットビジネスと仕組み化というのは「セット」だったわけで、つまり、稼げてるけど仕組み化できてない人なんてほとんどいなかった。そこに仕組み化の本質が眠ってるわけですけども、今回はそんなお話です。
というわけで早速いきましょう!
ネットビジネスの仕組み化とは何か

ここでは、ネットビジネスの仕組み化とは何かについて話します。
ネットビジネスの仕組み化とは何か
ものすごく簡単にいうと、どんなネットビジネスも、
- 何らかの方法でアクセスを集める
- アクセスを何らかの方法でお金に変える
この2ステップによって成り立ってるわけですが、一般的に「仕組み化」というと②の部分、つまりアクセスをお金に変えるところを「自動化」することを指しがちです。
ほんとは①の部分、つまりアクセスを集めることすらも仕組み化することができれば、集客から販売までの一連の流れを全て「自動化」することができるので、そうすれば自分は何もしなくても勝手に売り上げが立つようになります。
さらに扱う商材がコンテンツあるいは物販であれば、購入されてから商品を提供するまでの流れも自動化できるので、そうすればほっといても勝手にお金が入ってくる仕組みができると。
これがネットビジネスの具体的な強みです。
ぼく自身も、これまで何度もそういう仕組みを作ってきました。今でも自動化している仕組みがありますし、それでいえばこのブログもそうです。
この記事を読んでいるということは、今日あなたが何らかのキーワードで検索したりSNSで見つけたりしてたどり着いたんだと思いますが、ぼくがこの記事を書いたのは過去です。今日のぼくはなにもしていません。
Googleが勝手にアクセスを集めてくれているわけです。SNSもやってますが、毎日スマホにかじりついて投稿しているわけではありません。
まとまった時間にAIを使って集客できそうな投稿を一気に作り、それを予約投稿しているだけで、今日のぼくはなにもしていないわけです。
このブログにアクセスしてくれた人の一定数はぼくのことを知ってくれます。
記事を読むだけじゃなくて「この記事書いてる人ってどんな人なんだろう?」と滝沢というキャラクターに興味を持ってくれます。
その上でメルマガを購読してくれたり、有料コンテンツを買ってくれたりするわけですね。
でもそのメルマガも、有料コンテンツも、過去のぼくが作ったものです。今日のぼくはなにもしていません。
とまあ、なにもしてないことをアピールしてるみたいになりましたが笑、これが「仕組み化」の視点です。
自動化については以下の記事で掘り下げております。
仕組み化できない人が陥る無限ループ
知ってる人というか実践してる人からすれば当たり前なんですが、ネットビジネスで稼げてる人でさえ、意外とこの視点がない人が多いのです。
例えば毎日のようにスマホを開いてSNSにかじりつき、同業者やビジネス系の発信者の投稿を見たり、絡みに行ったり、トレンドに合わせた投稿をしたりといった集客労働をして、公式LINEやメルマガに登録してくれた人から問い合わせが来たらそれに一人ひとり対応しては時間を持っていかれ、成約が取れたら取れたで、コンサルやレッスン系の役務提供型の商品、つまり「時間の切り売り」をしてるので、売れれば売れるほど労働時間が増える。
売れなければ売れないで、毎月の売上を安定させるために、短期施策として何らかの企画やイベントとして打ち、それが当たれば一安心。
当たらなければ目の前の数字に感情を持っていかれて、落ち込んだり不安になったりしてIQが下がり、短期的に売上を立てるためのノウハウやテクニックを追いかけ始め、仕組み化は夢のまた夢であると。
でも走り続けてる限りは一応売上が立つし、たまに大きく売り上がることもあります。
でも大きく売り上がったら売り上がったで、これまで頑張って労働してきた分、自分を労おうと一息つき、溜まったストレスを解消するためにお金を浪費したり、これまで積み上げてきた生活習慣を崩してみたり、シンプルに調子に乗ってサボるようになってみたりすると。
しばらくすると、また「走らないとヤバい」という状況になりまた労働を再開する、この無限ループに陥ってる人が本当に多いのです。
確かにぼくもコンサルもしますし、短期施策をする時もあります。
でも労働するつもりでやってません。理由は簡単で、コンサルにも短期施策にも売上を頼ってないからです。
コンサルというのはどうしても人間関係が発生します。
やってる人は分かると思いますが、やる側としても、指導しがいがあったり関わりたいと思えるようなクライアントと、そうでない人がいます。
売上がコンサルに依存してると、時と場合によっては「そうではない人」をクライアントにしないといけない場面に出くわします。
「ビジネス的には売上を上げるのが正解だから」と自分に言い聞かせて、そうではない人をクライアントにする。
でも著しくコミュニケーションコストがかかる、中々成果を出してくれない、あるいは指導した通りに実践してくれない。
こちらとしても契約した以上、一定の成果を出していただく責任がある。
でも現実的にそれが難しい、結果が出なければクライアントとの関係性が歪みかねない。もっと労力を使うようになる。
そうやって、一人のクライアントに思考や感情が持っていかれる、なんて経験がある人もいると思います。
無限ループのステージから抜け出すための答えが仕組み化
このステージから抜け出すための答えが仕組み化です。というか仕組み化以外に方法がないのです。
ちょっと変な言い方しますが、そもそもコンサルというのは趣味でやるものです。
好きだからやるのです。この人は指導しがいがあるなとか、今後も関わっていきたいなとか、そう思う人と出会えたら、自分の時間が圧迫されない範囲でやる。
つまり、負担になるほどの人数を抱えてはいけないのです。
その環境を構築することができれば、ネットビジネスの労働から抜け出すことができます。クライアントとの人間関係で悩むこともなくなります。
この業界はなぜか、仕組み化するのは難しいという風潮があります。正直、意味不明です。
ネットビジネスと仕組み化は本来セットです。それを切り離して実践してるから難しいように感じるだけ。
ネットビジネスに労働があるとするならば、それは基本的に全て仕組み化するための作業のことを言います。
つまりやればやるほど積み上がっていく、やればやるほど楽になっていくもの。
「いや、それができたら苦労しないんだって。」
という人の気持ちも分からんでもないです。これまでそういう人も沢山指導してきたので。
ただ、大前提としておさえておいて欲しいのは、仕組み化を難しくしてるのは自分だ、ということです。
短期や目先に囚われるから、周りに流されるから、感情的な選択や行動をしてるから、見通しもなく手足だけ動かしてるから、最初から積み上がっていく「設計」を作ってないから、ビジネスの期待値を上げていく方法を知らないから、
そうなってしまうのです。
ネットビジネスで仕組み化する方法やら

「でも現状、短期のことを考えないと目先の売上が立たない!」
「労働しながら同時に仕組み化も進めていくなんて時間が足りない!」
分かります。
でも実は、同時に仕組み化を進めていくとなっても、大して労力は変わりません。
というか、変わらないように工夫するのです。一番簡単なところからいきます。
コンサルで何回も話す内容を動画コンテンツにして渡す
例えば、コンサルやレッスンといった役務提供をしているとしましょう。
何人にもコンサルやレッスンしていれば、自分が何回も何回も同じ話をしていることに気づくはずです。
「クライアントが変わってもまたこの話。別のクライアントにもまたこの話。おれはこれからあと何回この話をしていくことになるんだろうか。」
特に初心者の人に対して基礎的なことや初歩的なことを教えるとなると、相手が誰であれ同じ内容になるはずです。
あるいは、結果を出すための考え方や自分独自の方法論のようなものも、相手が誰であれ同じ伝え方をしてるはずです。
それを例えば動画で撮ればいいだけです。これから先のクライアントには、「この動画見といてくださいね〜」と動画のリンク渡すだけで済むようにコンテンツ化すればいいだけです。
何回も話してるからこそ、台本なんて作らなくてもスラスラ喋れるはずです。
凝った編集なんていりません。例えばPLAUD NotePinで録音すれば、かなりの精度で全文書き起こしやマインドマップ、要約も作ってくれます。
これだけで、マインドマップ動画と全文書き起こしが出来上がります。
何が言いたいかというと、いつもよりちょっとだけ工夫して、ちょっとだけ手間をかけるのです。
これを繰り返していけば、コンテンツが溜まっていきます。タイトルをつけてメモ帳でもスプレッドシートでもいいんでまとめておきます。
するとテーマ毎に分類できることに気づきます。カリキュラムのようなものが自然に出来上がってきます。
その1つのテーマでコンテンツ販売ができる準備が整います。カリキュラムがあれば3ヶ月間講座のようなものも出来上がります。
作った動画コンテンツを低単価で販売する
じゃあ今度は、短期施策としてそれを販売すればいいのです。簡単なLPを作って低単価で販売してください。
「低単価だとまとまった売上にならないじゃないか!」
と思うかもしれませんが、そのコンテンツを購入してくれた人に対して問い合わせを取る導線を簡単に用意しておけばいいのです。
3日間限定とか先着5人限定にして、コンテンツ購入者の人に対して無料でレッスンあるいはコンサルしますよ、というオファーをつけておけばいいだけです。
普段から短期施策としてウェビナーしたりPDF配ったりセミナーしたりと、何らかの企画やイベントを打ってるはずです。
その一環としてこのコンテンツを販売すればいいのです。
これによって、いつもやってる短期施策が「中長期で積み上げていく仕組みづくりのテスト」に変わります。
労力はほぼ増えてません。ちょっと工夫してちょっと手間をかけただけです。
集客しながら、コンサルしながら、時間を見つけてコンテンツ販売のために時間を使う必要ありません。
目の前のコンサル生に対して一生懸命に価値提供してたら、勝手にコンテンツが出来上がっただけ。
目の前の売上を立てるために一生懸命に短期施策をしてたら、勝手に仕組みづくりのテストができただけ。
こういうレバレッジの効く「動き方」を覚えていくのです。
「次回以降なんとかしてもっと楽できひんかなあ?」
という怠け者の視点をもっと持ってください。もっと怠けるべき、もっと怠けたいと思うべき。
みんな真面目すぎる。じゃあその真面目さを、もっと工夫してちょっと手間をかけることに使ってください。
あくまでこれはだいぶ簡単な例ですが、この考え方や動き方を覚えていけば、自然に仕組み化できるレールに乗ったも同然です。
ネットビジネスの仕組み化の成功例のその流れ

上で例に出したような考え方や動き方を覚えていけば、仕組み化できるのは時間の問題です。
まずはこうやって「結果が出るのは時間の問題」というゲームに持ち込めるかどうか。確かにうまくいかないこともあるでしょう。
例えば上の例であればコンテンツ販売してみたけど、思ったように売れなかったり、コンテンツそのものは売れたけど、そこから問い合わせに繋がらなかったり、短期的にはうまくいったけどしばらくすると全く売れなくなる、つまり仕組みとして機能してくれなかったり。
全然OKです。そこにあなたが仕組み化できていない原因が眠っているのです。答えは外にはありません。
やってみたけどうまくいかなかった時というのは、仕組み化できるようになるために覚えるべきスキル、身につけるべき考え方、その答えがそこに眠ってるのです。
例えばそこで、
「あーセールスレターをちょっと適当に書きすぎた。もう少し事前に教育かけとくべきだったなあ。」
という仮説が立てば、それを修正すればいいのです。
セールスレターをぶつける前に、もう少し事前教育をしっかりやろうと。
「そのコンテンツが今すぐ自分にとって必要だ」と思ってもらうための価値観教育が足りてなかったなと思えば、そんな動画を追加で撮ればいいです。
そして、これまでの生徒さんやクライアントさんの実績をもっと表に出さないといけないなと思えば、クライアントさんと対談を撮ったり、ビフォーアフターが分かるような画像なりテキストを追加するなりすればいい。
そうやってうまくいかなかった時こそ、何が足りなかったかを考える。そうすると仕組み化するために必要なパーツが見えてくる。
足りないものが見えてくる。思いついたらそのパーツを順番に作っていく。そうやって修正する。
ちょっと大幅にリニューアルしたなら、またそれを既存のメルマガやLINEリストの人たちに対してぶつければいいのです。
「すでにコンテンツを買ってくれた人からはこんな感想もらってます、こんな成果報告ももらってます。」
という共有をしながら、
「読者さん限定でこういった動画講義をプレゼントします!」
「クライアントさんとの対談を撮ってみました!」
そうやって再度オファーをかければいい。そうすればまたそれは短期の施策にもなるわけです。
仕組み化だからといって、何も大きな設計を考える必要ないし、事前にものすごい準備をする必要もないのです。
走りながら仕組み化していく、テストマーケしながら仕組み化していく、というプロセスを覚えれば、今やってることに対して工夫と手間を「ちょい足し」するだけで、積み上がっていくレールに乗れるのです。
人の仕組みを上手に真似できるようになればいいだけ

人から見て綺麗な仕組みを作る必要もありません。本当に売れてる仕組みは、外から見ると意外と汚い仕組みだったりもします。
「え、こんなのでまじでそんなに売り上がってんの!?」
でいいのです。綺麗に仕組み化しようとする人が多すぎるのです。分からなければ誰かの真似をすればいいのです。
なんとなく上手に仕組み化して稼いでそうな人、なおかつ自分でもできそうなレベルのシンプルな仕組みを見つけて、その骨格や構成をパクればいいのです。
そういうテンプレートや型を高額で販売してるビジネス系発信者もいますが、そういうものは買ってはいけません。そんなもん見たら分かるからです笑
見て分からないなら勉強不足です。もっとマーケティングを学ぶべき、知識が足りなさすぎます。知識があれば、見れば分かります。
そうやって、目の前のことに対して「ちょっとした工夫と手間」をかけながら、スキマ時間で上手な人の仕組みを沢山見て、真似できそうなところをちょっとずつ真似していく。
簡単そうに書いてると思われるかもしれませんが、やってみてください。本当に簡単です。
むしろ、集客労働だったり時間の切り売りをするほうがおかしいのです。
そんなものネットビジネスではありません。ネットを使った別の労働集約型ビジネスです。
ネットビジネスと仕組み化は本来セットです。仕組み化を覚えて初めて一人前。
がんばってください。
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