どうも、滝沢(@)です。
今回は「マインドプロファイリング3(苫米地英人)の感想とその激ムズ理論をポップに語るやつ」というタイトルでお送りいたしまする。
20代前半を、苫米地氏の大ファンかつ敬虔な信者として過ごしてきたわがはいであります。
彼の著作物に関しては、本は100冊以上、DVDも40〜50作ほど見てきました。
そんな中でも今回は、
マインドプロファイリング3
なんでいきなり”3″やねん、というツッコミは華麗にスルーさせて頂きましてw、このDVDにまつわるあれやこれやを手短に語ってみたいなと。
ただ、このマインドプロファイリングシリーズは守秘義務が発生する系のDVDでありまして、内容について具体的に語ることはできませんww
ですので、その内容の”外側部分”を語ることによって、なるべく結果的にその内容を語ったに等しくなる、ようなアプローチを取りたいと思いますww
それでは元気にまいりましょう!
マインドプロファイリング3の内容

マインドプロファイリング3のメインテーマは“時間”です。
時間は未来から過去に流れる
というのは、苫米地氏が色々な本でよく語ってる内容でありますが、現代を生きる多くの人にとっての時間観というのは、
過去→現在→未来
という一方向かつ直線的なものであって、これは「はじまりがあって終わりがある」とされるキリスト教的な時間観の影響を強く受けてるわけですよね。
この前提で生まれたのが例えば「物体の初期状態さえ分かれば、その後の物体の運動全てを予測できる」という世界観のニュートン力学であり、それが後のアインシュタインだの量子論だのに繋がっていくわけなので、何もこの時間観が間違ってるという話ではなく、これは時間という概念の捉え方の問題です。
ただし、我々の人生においては、この極めて偏ったかつ矮小な時間観のせいで苦しめられることがめちゃめちゃありまっせと。
例えば、
「あの時、あんなことをしなければ今頃こんな風にはならなかったのに…」
あの大学に合格してれば、この会社に就職なんてしなければ、この人と結婚なんてしなければ、、、
といった風に、過去の自分の選択を悔いてみたり、それが原因で現在を爽やかに生きられなくなる、未来に希望を持てなくなる、的な悪影響を受けたりするやつですねw
物体の運動ならまだしも、自分の人生において「これまでの過去によって未来が決定される」なんて考え方は、なんとも受け入れ難いものです。
「ほな人間には自由意志はないんかい!」
「未来が既に決まってるなら頑張る意味ないやんか…」
みたいな発想にも発展しがちです。
そこで苫米地氏は、
「絶対にそんなことはないんやで!」
「自分の人生は自分次第で変えられるんやで!」
というメッセージを伝えるために、そういった時間観ゆえに人生のあれこれに苦しめられてる人に対して、分かりやすく、
「時間は”過去→現在→未来”じゃなくて”未来→現在→過去”に流れてるんやで!」
という話をしていると。わがはいは勝手にそう解釈しておりますw
確かに、明日というのは時間が経てば今日になるわけで、今日というのも時間が経てば昨日になる、と考えると、明日→今日→昨日という時間の流れを捉えることができます。
どうしてもそういう体感を持ちづらいだけ、そんな時間観に対しての臨場感があまりないだけであって、しかしながらそれは経験的な問題であるからして、この時間観を採用して日々生きていけば、体感レベルで「時間は未来から過去に流れる」と捉えることができるようになりますよと。
実際、わがはいも21歳くらいの頃にこの考え方を知って、それ以後なるべく訓練するようにしたところ、割と数ヶ月やそこらで、
「あ、ほんまや。時間が未来から過去に流れてる感覚あるわww」
と体感できるようになりました。
つまり、時間が未来から過去に流れるというのは、苫米地氏のトンデモ話でもなんでもなく、むしろ「絶対に過去から未来に一方向に流れている」と信じてる方がトンデモである、と思えるようになったのです。
動画内でも語ってますが、実は正確には、時間の流れというのは過去→現在→未来でも、未来→現在→過去でもありません。
わがはいが死ぬほど好きな漫画『攻殻機動隊2』のラストに、
「過去も未来も同じ物だよ」
「違うのは観る側だ」
という名ゼリフが出てきますが、まさにこれですねw

正確には、未来も現在も過去も同時に沢山存在しているのです。
実はこれはめっちゃ簡単な話で、例えば”過去→未来に時間が流れる”という時間観で生きてる人の場合でも、
「自分の未来は自分の選択によって沢山あるはずだ!沢山の可能性があるんだ!」
と当たり前に捉えることができるはずです。他にも、ハリウッド映画で出てくるようなタイムリープ系の話だって、感覚的にすんなり受け入れることができたりもします。
その上で今話したような逆の時間因果の存在を認めた瞬間、同じ理屈で、
「自分の過去だって未来と同じくらい沢山存在している!」
と捉えられるようになるわけです、少なくともそう考える方が自然ですよねと。
ポイントは、未来というのは突然やってくるのではなく、元々あったものが目の前にやってきただけ。つまり、今この瞬間にも沢山の未来は存在しているということ(過去も同じ)。
一念三千とか刹那瞬といったワードを聞いたことがある人もいると思いますが、例えば仏教的時間観においては、時間がどっち方向に流れるかという論理そのものがどうでもよくなります。
つまり、
未来も現在も過去も、今この瞬間も同時に無数に存在している。
言い換えれば、
並列宇宙は無数に存在する。
ということになります。これが5次元であると。
こういった話を、現代分析哲学だの人工知能だのといった学問的な理屈で、苫米地氏が小難しく語ってくれてるのが、マインドプロファイリング3の”理論編”でありますw
マインドプロファイリング3の感想

その上で、
「自分もしくは相手の内部表現を5次元的なアプローチでダイナミックに書き換える方法を伝授します!」
というのがマインドプロファイリング3の”実践編”です。
「いやいやそんな方法ほんなあるんかいなwww」
そう思った方は、非常に常識人ですw
ここで具体的にその方法論を語ることはできませんが、個人的には「理論的には可能だろうな」とは思います。
『インターステラー』という映画で、
重力子の”時空を超える”という性質を使って、未来の自分が過去にメッセージを送って、過去を改変する
というような話が出てきますが、原理的にはこれも同じです。
ちなみにこの映画は、トンデモSFではなく、科学的な整合性が取れたストーリーになっております。興味ある方は是非。
例えば中村天風氏が言う”宇宙霊”というのも時空を超える存在です (そんな言い方はしてませんがww)。
その上で天風氏は、
「絶対積極な人生を送るためには、宇宙霊のエネルギーをMAX受け取れるようになるための日々実践をする以外にやることないで!
自分の外側に何らか答えを探しに行ってみたり、余計な情報やテクニックを身につけようとしてみたり、それがそもそも間違いやで!」
と言うております(そんな言い方してませんが)。
何が言いたいかというと、マインドプロファイリング3の感想を忖度なく言わせて頂くとすれば、
「うん、それ天風氏が100年前に言うてるやつな!分かる分かる!」
でございますww
(具体的な方法論は全く違いますが、まあそれに関してはノーコメントでw)
マインドプロファイリング3の効果

ただ、マインドプロファイリング3のDVDを見る価値ないとか、そういう話をしたいのでは決してありません。
昔のわがはいように、パラレルワールドがどうとか、バタフライエフェクトがどうとか、この世は仮想世界であるだとか、そういう厨二心をくすぐられるタイプの人にとっては、普通にめっちゃおすすめですw
こういったSFっぽい、時にオカルトっぽい話を、めちゃめちゃパワフルな論理的推論で説明してくれてるのがマインドプロファイリング3だからです。
あとは、過去のトラウマ的イベントに苦しんでたり、将来をえげつなく不安に感じてたり、ホメオスタシスに振り回されまくったりで、
「俺の人生なんて所詮この程度だ…」
と考えてしまいがちな人にとっては、その根本原因であるキリスト教的時間観から脱洗脳してもらえる、という効果も大いにあると思います。
ややこい言い方をすれば、
過去の選択の積み重ねによって構築された無意識のホメオスタシスフィードバックの結果として、現在の人生のあらゆる選択行動をしてる人
厳しい言い方をすれば、
ホメオスタシスの奴隷であり、悪い意味で自由意志のない生き方をしてる人
個人的には、これがいわゆる大衆の1番の特徴であると思ってるわけですけどもw、そういった大衆的な人生のパラダイムから盛大に抜け出し、
「無意識のホメオスタシスを司る側になって、自分らしい盛大な一兆人生を歩もうではないか!」
ニーチェが言う”超人”ってこういうことやとも思ってるわけですけども、まあずばり超人になろうではないかと。
そんな風に思う方にとっても、非常にいい教材になると思います。
まとめ

というわけで、「マインドプロファイリング3(苫米地英人)の感想とその激ムズ理論をポップに語るやつ」というタイトルでお送りしてきました。
いきなり3の記事を書いてしまいましたが、いきなり3から視聴してもらっても問題ないということで、お許しくださいましww
もっと苫米地氏の有料教材に関する記事が読みたい方は、こちらの記事もご覧ください。



今回はちょっとややこい話メインになってしまいましたが、こういった話が好物という稀有かつセンス溢れる方には、わがはいの無料メルマガ(近日公開)もおすすめさせて下さい。
というわけで今回は以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは!